ビデオカメラを誤操作で消去してしまいました。
間違って削除しても映像データを取り戻せる可能性があります。
ビデオカメラのデータ復旧作業を数多く経験しているVCRepairですが、お客様の問い合わせ内容をまとめてみると主な消去原因は
- 子供がおもちゃ代わりにビデオカメラを操作して大切な映像を消してしまった。
- 撮影現場で容量不足となり一部ファイルを削除しようとして全ての映像を消してしまった。
- TVのUSBポートに接続してしまい、外部HDDと認識してテレビ番組録画用HDDとして初期化してしまった。
この3つが代表的な誤消去の原因であるようです。
ビデオカメラには大切なお子様の成長記録や冠婚葬祭等の過去数年の思い出が入っていてショックも相当なものです。そのように削除してもまだデータを取り戻せるチャンスは残っています。
削除したデータを取り戻す為に大切なポイントをご説明致します。
ビデオカメラの消去した映像データを取り戻すたった2つのポイント
消去した後の行動がデータを取り戻す重要なポイントです。
消去したと気が付いた場合、まず冷静な行動を取れるよう深呼吸をして下さい。
そして最も重要な2つのポイントは
- 電源を切る
- それ以上ビデオカメラの操作をしない
たった2つの事を守っていただければデータを助け出せる可能性は格段に高くなります。またその逆に誤った操作を行うことによって取り出せるデータも取り出せなくなってしまうかもしれません。
削除後にやってはいけないたった1つの行動とは
誤った操作を行う事により取り出せる映像データも全て消えてしまうたった1つの行動があります。
もしビデオカメラの映像データを削除した場合
録画・撮影をしないで下さい。
削除後に録画撮影を行う事によりカメラ内部に残っている削除データの痕跡がどんどん上書きで消えてしまい取り戻す事ができなくなってしまいます。(万が一削除後に録画してしまい それでも中のデータを復元したい場合はVCRepairへご相談下さい。回復できるケースもございます)
削除してもビデオカメラからデータが取り出せる理由とは
ビデオカメラのデータを消去しても実は中に残っている?
ビデオカメラの内部にはPCに使われているハードディスクドライブやUSBメモリなどと同様のフラッシュメモリが内蔵されておりこの中にファイルとして映像データが格納されています。管理方法はパソコンのファイル管理と全く同じ方式です。パソコンのデータが削除しても復活できるようにビデオカメラの映像データも復元することが可能です。
削除の処理を行ってもビデオカメラは映像データの記録全てを消去するのではなく管理上ファイルの番地を消す作業を行います。管理番号が消されてどこに何があるのか分からない常態ですが映像の実体は中に残ったままですのでそれを復旧ソフトを使用して探し当てるのです。(2018年5月現在発売されているビデオカメラの中にはパソコンの外部ドライブとして認識されないタイプのカメラや一瞬で映像データの記録全てを消去するビデオカメラもありますので100%どの機種でも取り出せるとは言えないのが実際のところです)
ビデオカメラのデータ復旧方法
パソコンがあればビデオカメラの削除データの復元は可能です。
撮影した映像を消去した場合は、ネット上にあるデータ復旧ソフトで復元させることが可能です。パソコン操作に慣れていらっしゃる場合はその様なソフトウェアを使用して復旧すればデータ復旧会社へ依頼すること無くデータを回収する事ができるでしょう。もしパソコン操作に慣れていなかったりさらに確実にデータを取り戻したい場合はVCRepairデータ復旧へご相談下さい。データ復旧ソフトを購入する金額とそれほど変わらない金額で確実な作業を行います。